長身のすっきり美人、なのに気さくで素敵な人(台本)Rさんから、お食事のお誘いをいただいたので、鼻の下を地面まで伸ばしてのこのこ行ってきました。
場所は市ヶ谷にある、もんじゃ焼き大木屋。
駅で待ち合わせてから、歩いて移動。
「今日はどういう(趣旨)?」
「写真クタスタ(同じ属性の集まりの意)ばっかり! 20人くらいだよ!」
20人!
1対1じゃないだろうとは思ってはいたけど、20人!
やっぱり二人きりじゃなかった。そしてまさかの20人!
今夜の自分の立ち位置が決まりました。
アウェイの地で空気に同化して、埋もれることにしたよ…ママン…
途中、Rさんを見かけたクラスタの中の一人が合流して、程なく店に前に到着。
歩道を完全に塞いでいて邪魔なグループがいる。
どこの大学のサークルだこいつら?と思っていたら、なんと今日合流させていただくクラスタの方々。
「あ、はじめまして。お世話になります。(深々)」
邪魔くせぇななんて1ミリも思いませんでした。
長い物には積極的に巻かれます。
雑談もそこそこに、宴会の始まり。
人数が多すぎる為、部屋が2つに分かれていた。
大木屋はもんじゃ屋と言いつつ、知る人ぞ知る巨大肉(リブロース)の鉄板焼きが有名だ。
最初に運ばれてくる、鰹のたたきなんざサッサとさらっちまうと、肉が運ばれてくる
肉はテンション上がるよね。
奇声を発しつつ、一斉にカメラを取り出す写真クラスタ。
「肉に触るな。」
という店主の言葉に、肉を見守る一同。
頃合いを見計らって、店主がナイフを持って登場。
肉切りライブである。
鮮やかなナイフ裁き。
一気に流れ出す肉汁。
オーケーカモーン!ライドォーン!
「このまま食べられます。後はお好みで。」
店主が、部屋の外へ捌けるやいなや、言葉少なに肉争奪戦開始。
喋るな。食え。
ものの数分で、鉄板の上の肉が消失。
この日の為に、1ヶ月肉断ちをしていたも人もいたとか。
頬を上気させた女性達の、興奮もさめやらぬまま、次は海鮮焼きに突入。
海老とホタテとネギ。
頃合いを見計らって、店員が「中火に」とか「混ぜろ」とか言いに来て、最後にタレを掛け回しに来て、戦闘開始。
今度も数分で、鉄板の上の海鮮が消失。
まったりとした雰囲気が流れ始めた。
そういえば、僕たちは大事な何かを忘れてしまってはいないかい?
店長が来た。
「もんじゃ行きましょうか。」
だいたい二人で一人前の計算だという、もんじゃ。
このボウルを、店長は肩に担いで持ってきたよ。
砂場で子供が遊ぶシャベルのようなもので、もんじゃをドッサドッサと鉄板に投げ入れる(全量の1/3)。
(俺の知っている「もんじゃ」じゃない。)
そんな言葉を飲み込んで、じっと作業を見つめる。
誰も彼も、もんじゃとは言わない。
「っぽいね。」、とか「っぽくなってきた。」とか。
皆さんのたゆまぬ作業のおかげで、ようやくもんじゃ(っぽい)が完成した。
いただきます。
「お、っぽいね。」
「うん、ぽいぽい。」
「もんじゃっぽいね。」
もんじゃだけどもんじゃじゃない、ちょっとだけもんじゃっぽいもんじゃ。
ネッチリとしたものを、へらですくって黙々と食べる一同。
だけど思い出して欲しい。
巨大ボウルには、あと2回分残っていることを…
僕たちの戦いはこれからだ!
こうして、食欲クラスタ…もとい、写真クラスタな夜は更けていきましたとさ。








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