成田エクスプレスに乗る駅の構内には、酔い潰れて寝てる人、飲み明かしてハイテンションな人、朝帰りの気怠い感じの女の子達。
成田エクスプレスの車内は、ガラガラ。車内販売で買った、熱々のコーヒーで火傷しないよう気を付けながら、ガイドブックをパラパラとめくったり、窓の外の景色をぼーっと眺めたり。 そろそろ第二ターミナルかな、と思った頃にメールが届いた。
同行のI君が先に出発ロビーに着いたらしい。 出発ロビーにて、I君と合流。
彼がいなかったら、今回の旅はなかった。
感謝の気持ちとして、後ろ姿をそっと拝んでおいた。 程なく、ツアーリーダーのKさんも合流。
彼が睡眠時間を削って、ネットで手続きしてくれたチェックイン書類A4一枚が、それぞれ各自に手渡される。
彼がいなかったら、今回の旅は具体的には進まなかっただろう。
感謝の気持ちとして、後ろ姿をそっと拝む。二回拝んだ。 A4一枚ペラペラさせながら、意気揚々と出国ゲートへ向かう。
しかし、ここで一悶着。
係員が、A4の隅々まで目を走らせ、冷たい目でこう言った。 手続きカウンターへ行け。 どういうこと?
私とIくんがKさんを見る。 とりあえず、手続きカウンターへと続く長い列に並び、Boarding Passを手に入れた。
どうやら、中華航空の成田→台北は、E-Check(ネット上でのチェックイン手続き)が、利用できないらしい。復路の台北→成田は問題無いとのこと。
二回も拝んで損した。

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